- 安堵町
奈良県再設置の功労者である今村勤三の生家「安堵町歴史民俗資料館」
奈良県再設置の功労者である今村勤三の生家に安堵町に関する資料が展示されています。伝統産業である灯芯づくりも紹介されています。
安堵町歴史民俗資料館は、江戸時代から代々村の庄屋役などをつとめた家で、幕末の天誅組(てんちゅうぐみ)や伴林光平(ともばやし みつひら)氏との親交で知られる今村文吾(いまむら ぶんご)氏、明治20年[西暦1887年]に大阪府から奈良県を独立・再設置に導いた運動家 今村勤三(きんぞう)氏、大阪帝国大学(現大阪大学)第5代総長・文化功労者である医学博士・今村荒男(あらお)氏らの生家である、旧今村邸を活用した展示施設です。 敷地面積1580平方メートルあまりの邸内には、表門・同茶室(弘化4年[西暦1847年]造)・主屋・蔵・庭園があります。 今村氏より町へ寄贈されたのを機に、展示施設として改修し、安堵町の歴史や伝統、民俗資料を展示・伝承する場として平成5年10月に開館しました。展示施設として一般に公開し、平成25年10月で開館20年をむかえ、現在に至っています。
町の伝統産業である「灯芯ひき」や藺草(いぐさ)と灯芯との深い結びつきを後世に伝承していくため、熟練者の指導による灯芯ひき体験会を開催しています。また、先人が残した暮らしの中の知恵や文化を継承し、学ぶため、さまざまな体験会<藺草栽培、古代米作り(田植えから収穫・調整まで)、わらぞうり作りなど>を実施しています。
観光スポット情報
- スポット名
- 安堵町歴史民俗資料館
- 住所
- 安堵町東安堵1322
- TEL
- 0743-57-5090
- アクセス
- JRをご利用の場合
大阪から JR大阪駅 → JR大和路線(加茂行または奈良行) → JR法隆寺駅
京都から JR京都駅 → JR奈良線(奈良行) → JR奈良駅(大阪方面行乗換) → JR法隆寺駅
JR法隆寺駅から
・安堵町コミュニティバス(南回りルート)または奈良交通路線バス(住江織物行) JR法隆寺駅 → 農協前下車 → 西方向へ100m左手進入路を南方向へ(徒歩3分)
・奈良交通路線バス(かしの木台行) JR法隆寺駅 → 農協前下車 →
西方向へ100m左手進入路を南方向へ(徒歩3分)
近鉄電車をご利用の場合
京都から 近鉄京都駅 → 近鉄京都線・橿原線(橿原神宮前行または天理行。奈良行の場合、大和西大寺駅で乗換) → 近鉄平端駅
近鉄平端駅から
安堵町コミュニティバス 近鉄平端駅 → 安堵町コミュニティバス(南回りルート) → 農協前下車 → 西方向へ100m左手進入路を南方向
へ(徒歩3分)
お車でお越しの場合
大阪方面から
西名阪自動車道法隆寺IC → 約5分
京都方面から
国道24号線を奈良、和歌山方面へ → 約35分